店舗内装のポイントを抑えよう!
立体で考える
図面での「間取り」や「配置」は平面で行われます。平面では人の動き方は分かっても「その場所から何が見えるか」ということが分かりません。立体で考えてみましょう。この場所からは外の景色が目に入るとか、このテーブル席からカウンターが見える等・・、その空間から視野に入るものが見えてきます。立体で考えれば、より良い内装づくりができます。
照明が雰囲気を大きく左右する
照明器具の光の工夫が店内の雰囲気を左右します。明るさだけでなく、暖色や寒色、白色などの色の違い、光源を隠して壁や床、天井面を明るくする間接照明などの方法もあります。さらにスポットライトで一部を照らしその周辺に影をデザインに取り入れる。等といった様々な工夫があります。また「演色性」と呼ばれる、色の再現能力にも違いがあります。食材に対する照明にはおいしそうに見える照明、またアパレル店には衣料品が映える照明などもあります。
居抜き物件は即開業できる
「居抜き」物件は、厨房設備、設備機器や什器、内装を受けついで所有者になれます。前お店の設備がそのまま活かせるので、新たに準備する手間が省けて、低コスト、また早く営業できます。しかし「使えると思っていた設備が使えない」「給湯器などが古い」「電気容量が不足」などの問題が後々に出てくる場合もありますので、状態は事前のチェックが必要です。
スケルトンは空間は自由設計できる
“スケルトン”とは骨という意味です。つまり床や壁、天井の内装仕上げ材をすべて撤去し、建物の骨組みに戻した状態になります。配線も新設することができ、材料も自由に選べるので、自由度のきく空間づくりができます。ただし、建物によってはテナント側では手を加えることができない部分もある場合があります。
お客様にどんな空間を提供するのか
お客様に店内でどんな時間を過ごしてもらいたいか、考えをまとめましょう。いろいろな思いとお内装イメージ、そして設備があると思います。一番大切なのは、お客様にどんな時間を提供するのかということです。
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